東北大学大学院 情報科学研究科 情報基礎科学専攻 小林・住井研究室

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インタビュー Sさん ポスドク

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インタビュー

Sさん ポスドク

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  1. 学年と経歴を教えてください

    ポスドク研究員です.昨年博士号を取得した後,日本学術振興会の特別研究員 (PD) として,小林・住井研究室で研究をしています.

  2. どんな研究をしていますか?

    並行プログラムの検証について研究しています。並行プログラムとは、いくつかの処理が同時並行に行われるプログラムで、処理を頭から順番に実行する逐次プログラムに比べてバグを入れずにプログラムを書くのが難しくなります。そのような並行プログラムに、デッドロック等のバグが存在しないことを、数学的な手法を用いて検証する手法について研究しています。

  3. 小林・住井研に入った理由・きっかけは何ですか?

    学部四年のときに、東大で助手をされていた住井先生がプログラミング言語理論の教科書の輪講を主催されていたのですが、これに参加してこの分野に興味を持ちました。その後、東大で修士一年のときに、XML 処理プログラムの研究を小林先生と始めて、その後プログラム解析/検証の研究を続けています。

  4. これまでの研究室生活で印象に残っていることは?

    国際会議に参加して、海外の研究者や学生とディスカッションをしたことです。研究をコツコツと進めて、必死の思いで論文を書いて、その成果を多くの人の前で発表するのは、非常にエキサイティングな体験です。

  5. 将来どんな仕事をしたいですか?

    このまま分野の研究を仕事にできればうれしいですね。また、プログラム検証の理論の研究は既に数十年の歴史があるのですが、実用化された成果は決して多くはないので、そのような実用化を行う仕事にも興味があります。

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